2015年4月24日金曜日

今後に向けて

皆様、こんばんは
平子 瑛一郎です。

普段はTwitter,Facebookで情報発信しているので、blogを書くのは随分と久しぶりです。
そして、ふと思ったのですが、Twitter,Facebookはだだっ広い野原や河原で特定の相手も無く大声で叫んでいるみたいで
blogは狭い部屋の中である人達に向かって語り掛けている、そんな感覚がします。
なので、今日は幾分か砕けた表現になる気がします。

今回は4月25日に開催される『Trifles』リリースパーティーについて書こうと思ったのだけれど、Facebook等で意気込みは既に文章にしているので、ツアーやTHE ROAMERSのフロントマンとしての事を書いていこうと思います。

4月25日に遂にTHE ROAMERSのミニアルバム『Trifles』が発売されます。
そこから9月迄、リリースツアーを開催します。
ツアーと言っても遠征するのは大阪のみで、あとは東京で8月を除いて毎月イベントを開催するという中々タフなツアーです。
現在も色々な人達に協力を頂いて、ブッキングや会場の準備などを進めています。

このツアーは自分達にとって大きな賭けで、燻っているなら燃え尽きろ(冗談でなく)みたいな気持ちで活動しています。
燃え尽きても立っていられたら自分達は本物だ、勝負に勝ったと。
そして負ければ、灰になり風に吹かれ散り散りになってしまうのだろうと。

THE ROAMERSは幾度のメンバーチェンジを経て、私は最高に素晴らしい仲間達と演奏しています。
演奏やパフォーマンスは今迄で最高のクオリティでしょう。
だが、そしたらTHE ROAMERSに何が足りないか、なぜ結果が出ないのか?
それは私のフロントマンの力量でしょう、そして意志の強さの問題でしょう。

私は元来、怠け者のビビりだ。
いつもギリギリにならないと物事に取り掛からず、人にも出来ればあまり会いたくない。
決して自暴自棄になっている訳ではありません。
自分で言うのも何ですが作曲のセンスや感受性は中々の物だと思っている。
そして、私は今そのギリギリに直面している。

このタイミングで私は1人のアーティストを知った。
当たり前に知っているとは思うが、Fiona Appleだ。
名前や曲は何となく知っていたが、ライブ映像やじっくり聴き込んだのは今回が初めてだった。
天才だと思った。自然と涙が出た。
私が思春期に感じていた様な感覚や事柄に真正面から立ち向かい表現している姿に鳥肌がたった。
私が表現がしたい事はこれだと強く感じた。
音楽を使って人間の恐ろしい深さを、狂気的な人間の渇望を表現したいんだと。

つまり、私にとって今は最大で最後のチャンスなのであろう。
私はどうしようも無い人間であると同時に、どうしようもなく執念深い人間である。
この機会を逃す訳には行かない。
例え、手が離れ落ちそうになっても噛み付いてしがみ付くのだ。

些か、興奮していて文章が締め括れません。
ここに何を書こうが真実はステージ上にありますが、収まりがつかないので一片の詩を書いてこの文章を終わろうと思います。

恐れてはならない
己の言葉を使うのだ
そうしなければ
永遠の様な一瞬には
触れられない

恐れてはならない
渦に呑まれている時こそ
人間は生きているのだ
退けば渇いた現実が
横たわっている

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