2015年4月19日日曜日

にゅーまん

自分が2014年7月に加入して以来3人でやってきましたが、今回のレコーディングからサポートでギターの藤村 洋平に参加してもらっています。サポートニューマンです。
これによって何が変わったかという話です。

1.最大で出せる音数
圧倒的です。単純計算で6音増えてますからね。選択できる音色も5→8と倍近く増えています。しかも最少音数は変わらないので音数でギャップもつけられるという。
それなりにやるだけでそれなりに聞こえてしまうという問題はありますが、そこは各々シビアにやればさらに良くなるはずです。

2.リハ中の空気
これは藤村さんの人柄もかなり大きいです。
今まで『伝わっているはず』で済ませていたニュアンスを藤村さんに伝えるためにそれぞれが言葉や音にするので、メンバーが考えている事を言葉で伝える時の癖や考えている事の微妙な違いが3人の頃よりも浮き上がってきたと思います。
ドラマー東のビートの癖やそれに対する自分のアプローチ、平子の考えてくるフレーズの色彩感等、イメージしていたものがどういうものなのかが3人の時よりも見やすくなっています。
そしてなあなあに済ませようとせずにこちらにアプローチをかけてくれる藤村さん。こんなニューメン有り難しです、本当に。
暗くなるばかりのスタジオ中も小休止での雑談によってマイナスオーラが少し緩和されてます。3人の頃は中々ダウナーだったなぁ。(笑)

3.ステージの見栄え
3人だと二等辺三角形になりがちだったステージでの立ち位置が変わりました。より立体的に見えます。録画なんか見ると一目瞭然です。トレーラーも出来ましたのでぜひチェックを。
4.平子の役割
Vo,Gt:平子の演奏中に求められる仕事が変わってきているように思います。
3人の頃はギタリスト、ヴォーカル、フロントマン、バンドリーダーとすべてが同等のバランスで求められていました。僕のイメージで言うとデューク・エリントンです。あんなんになったら天下取れますよ。ビルボードぶっちぎりですよ。
4人になってからはどちらかというとフロントマンとバンドリーダーとしての仕事をバンドから求められていると思います。イメージで言うとマイルスデイヴィスですね。『もうひたすらにかっこいい』っていう。腕を下ろすとバンドが動くって言う。
僕自身の役割も変わっていると思います。トータルバランサー的な仕事を求められているんじゃないかと。ジョンポールジョーンズって男は天才ですね。アンプのセッティングはベース4ミドル5トレブル9というばりばりなセッティングからほぼフラットでアン直というセッティングへと変わりました。個人的に超楽しい。

5.脳みその数
聴いてきた音楽やってきた音楽は人それぞれ違いますので、当然藤村さんも違う訳です。
藤村さんがギターを弾いているSEMENTOSや現代アシンメトリーを聴くともう『はっ』とする訳です。音の爆発のさせ方が違います。ギターソロでエフェクター踏む時に、ザ・ギターソロスイッチが『カッ!』と入る感じとかはそれまでのローマーズには無かったです。テンションだだ上がりですね。ファズってやっぱりファズにしかない何かがありますよ。
となるとジャムりながらの発想も今までには無かったものが出てくる訳です。
それを許容できるか、どのように取り込めるかが、藤村さんがいるTHE ROAMERSが格好良くなるかどうかの鍵だと自分は考えています。

という訳でまずは4月25日(土)のリリースパーティーにぜひお越し下さい!
【「Trifles」Release Party ”RakugoDochu vol.4 ~what’s a trifle~” 】
2015/4/25(sat.)下北沢ERA
open18:30/start19:00
adv¥2,000/door¥2,500(+1drink)
e+:http://t.co/rBP6mXQ4T4
reserve:theroamersinfo@gmail.com

[act]
THE ROAMERS
http://theroamersinfo.tumblr.com
Christopher Allan Diadora
http://www.christopherallandiadora.com
Coyote Milk Store
http://www.coyotemilkstore.com
Home is a fire
http://homeisafire.com

[DJ]
showhow(Melodic Sunshine/NAKED LUNCH)
shima(Alegre)

[food]
みやん軒

それでは。

久津間

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